| 起 動 種 別(レイヤ1起動種別) |
P−MP接続の場合、通信機器(TA等)とINS網との間で手順のやり取りを呼毎に行う呼毎起動場合と、常に一定の手順をやり取りしている常時起動場合の2つの種類があります。
申込票のレイヤ1起動種別の記入にあたっては、呼毎か常時かを指定する必要がありますが、これらはTAの仕様と接続機器の状況により決定されます。
| サービス種別 | レイヤ2形態 | レイヤ1種別 | 配線形態 |
| INSネット64 | P−MP接続 | 呼 毎 または 常時起動 |
ポイント−マルチポイント配線 (バス配線) |
| ポイント−ポイント配線 | |||
| P−P接続 | 常時起動 | ポイント−ポイント配線 | |
| INSネット1500 | P−P接続 | 常時起動 | ポイント−ポイント配線 |
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TA(AtermIT55)を RJ-45ケーブルで1台取り付ける場合
配線形態は、ポイント−ポイント配線となっていますが、 ※ AtermIT55は常時/呼毎の両方に対応できます | |||
接続するTAによっては(テクニカルの「Stream」)のように、
[P−MP常時]のものがあります。
同一バス上に[呼毎起動]の機器と[常時起動]の機器が混在する場合は「P−MP常時」を指定します。
■ 「起動・停止手順」とは
起動・停止手順は、通信していない時に端末やDSUを自動的に低消費電力状態にして、無駄な電力の消費を防ぐためのものです。具体的には、実際に通信を行う時だけ端末やDSUを活性化(端末が発信できる状態)し、通信の必要がない時には不活性化(低消費電力状態)にする手順の事を指します。
■ 接続時の手順
起動・停止手順を行う時には、端末とDSUの間に、特定の電気信号のパターンがやり取りされており、これを「INFO(インフォ信号)」と呼びます。INFOには「INFO0」から「INFO4」まで、5種類の状態があります。それぞれのINFOは次のように状態が変化します。
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■ 着信時の手順
信号が着信するときには、INFO0の状態にある端末(呼毎起動端末)が、まず、ネットワークからINFO2の同期信号を受けます。端末側では信号を受けて、INFO3の信号をDSUへ返し、DSU側からはINFO4の信号が、端末に向けて送られます。INFO1信号を使わない以外は、発信と同じ手順です。
同一インタフェースに接続されている端末の1つが起動手順を行うと、そのインタフェースに接続されているすべての端末が起動します。これは、レイヤ3で規定されている通信モードの種類や着信端末に関する情報を受け取るまでは、バス配線上のどの端末への着信であるか、判断できないからです。
■ 給電の供給方法による違い
[呼毎起動]通信の都度DSUからTA等に420mWの電力を供給
[常時起動]通信中以外も通信中同様に電力を供給
■ 給 電
端末を動作させるための電力を供給することで、INSネットでは局給電方式とローカル給電方式が有ります。局給電方式では、通話に必要な最低限の電力(420mW)をDSUから供給しています。ローカル給電では、端末が独自に電源を商用電力等から供給します。
停電などにより、基本電話サービスがストップしないように、NTTから通信に利用する回線を使って電源の供給を行う局給電の方式を「ファントム給電」とも言います。ファントムとは幻という意味で、ケーブルの芯線を有効に使うために、給電専用のケーブルを設置しない方式のことです。