今、『失敗の本質』という本が話題になっています。
1990年代に終わりに「日本は生産部門が品質の高さと低コストという利点を持っているのに、
低成長なのは戦略構築力がないためである」という議論がありました。
私はこのことにずっと疑問を持ち続けていました。
『失敗の本質』という本によって、この疑問に対する答えがはっきりしてきました。
多くの日本企業は「生産部門の品質の高さと低コスト」にこだわり過ぎて、自由な発想で戦略を構想することができなかったのです。
日本企業は欧米企業のモノマネから入り、改良を加えることによって競争力を付けてきました。
この成果が1980年代に品質の高さと低コストで世界を席巻したことにつながりました。
その勢いで2000年初めまで成長する企業はありましたが、
1990年のバブルを境に、日本産業の世界におけるプレゼンスは低下していきました。
欧米企業は当初は日本企業の品質の高さと低コストに追随してきましたが、
一定の成果を挙げると、日本企業の強みが活かせない消費者の新たな視点を見つけ出していった。
にも係わらず、日本企業は品質の高さと低コストで差を広げようともがきました。
その結果、日本製品は日本でしか売れないガラパゴス化してしまいました。
日本企業に求められているのは、高品質と低コストを忘れて戦略を考えることだと考えます。
1980年代の成功は、工業的な品質の高さと低コストだけでなく、消費者の立場に立った改良もあったと思います。
日本企業は消費者の新たなニーズを考える外向きの志向が必要となっています。

国内の自動車関連サイト
自動車部品メーカーT,
U
海外の自動車メーカー等
海外の安全・環境等サイト
日本メーカーの海外サイト
自動車ニュース・雑誌
モーターショー
経済レポート等
ISO関連(品質、環境、労働安全)
自動車産業関連の本の紹介
ビジネス本の紹介
自動車工場の概要
生産管理講座