ネバーギブアップ釣行

 

6月16日。早く家を出るつもりが11時出発になってしまった。なんだかやる気なしモードである。午後1時とある川の堰堤下に到着。ヤマメのライズを確認するが、彼らは定位せず、プールの中をぐるぐると餌を求めて回っている様子。ライズした場所へフライを投げても別の場所でライズするというモグラたたきのような状態である。尺前後はありそうな大きな魚もその中に混じっているのが見えた。

4回目のチェイスでやっと黒のイマージャーをくわえたのは20センチにも満たないオチビちゃんであった。巻き返しのゴミの下にさきほどの大物がいてときどきライズするのだが、フライは様子を見に来るだけで口を使わない。結局同じポイントで2時間足止めを食らう。こいつは明日やっつけよう。あきらめてポイント移動である。途中、これから岡山をイブニング高速機動出動スタンバイの某佐酒氏から電話があり、イブニング用の川の様子を見に行くが濁りと増水のためNG。彼にその旨伝え、私は更に奥へと車を進める。午後5時。本日のイブニングポイントへ到着。ぽつりぽつりと釣れるのであるが、大きな魚は捕れずじまい。強いひきだけを残して最後にバラしてしまった一匹が悔やまれる。小物いじめでイブニング終了。中にはカワサバが一匹混ざっていた。意外に気温が低く、体が冷え切ってしまった。野営場所に移動して、コンビニ弁当などをほおばり、体が温まると睡魔が襲ってきた。午後10時には眠りについた。

こんなサイズばかり

久しぶりのカワサバ


6月17日。目が覚めると5時であった。珍しく熟睡して気持ちの良い目覚めだ。隣にはなんとT.bo's氏の車が止まっていた。昨夜遅く来たにちがいない。寝ている彼を起こさないよう張り紙をして出撃。8時にみなお氏と待ち合わせなのでそれまでの時間に昨日のでかヤマメをやっつけてやろうという魂胆である。が、既に早起きエッサマンが張り付いていた。が〜ん。もう終わりである。でかヤマメがエッサマンに抜かれていないことを祈りつつ堰堤上流の瀬に入る。チビヤマメをばらしただけで終了。集合場所へ戻る。

お目覚めのT.bo's、みなお氏と合流し、どこへ向かうか相談。私とみなお氏は一山越えて別の川へ向かうことにする。そこは水の具合がばっちりで、こりゃいいかもと思ったがオチビがフライをつつくだけ。唯一20チョイの綺麗なヤマメが一つ出たのが救いか。

次の川ではみなおさんが大きなヤマメをばらして終了。私はさっぱり。更に次の川ではオチビアマゴと戯れて終了。まあお互い魚の顔は見られたというレベルである。さてイブニングにポイント移動。朝の集合場所付近へ戻るとT.bo'sが車の中で爆睡中。お互い昼間の釣果などの報告をし、イブニングはどこに入るかをああでもないこうでもないと相談=雑談。各自バラバラに入渓し再び集合&報告するということに方針決定した。私はとある集落の下の堰堤を詰めてやろうと上流部へ移動するが、先行者の車2台。こりゃ駄目だ。踵を返して下流へ向かう。頭の中でちらっと今朝のエッサマンのことを思い出した。あの魚がもし釣られてなかったらチャンスはある。一か八か賭けてみることにした。

そのポイントに詰めること1時間。午後6時ようやくライズが始まった。しかしオチビである。ハッチはほとんどない。午後7時少しハッチが始まった。オオクラカワゲラと小さなカディス。まだ本命のライズはない。やはりエッサマンに抜かれたのであろうか。半ばあきらめ気味である。午後7時半。やっとスピナーが若干飛び始めた。フタスジモンカゲロウであろうか?暗くてよくわからない。やはり本命ライズはない。堰堤下のプールは下流へ向けて全ての水が一律に流れているわけではない。渦巻いたり、直線的にまっすぐだったり、まったく無関係であるかのごとく流れが停止しフラットな部分があったりする。午後7時45分。そのフラットでごぼんと何かがライズした。そのフラットにモンカゲダン・エクステンデッドボディを投げ込むとチェイスあり。二回目のチェイスでフッキングした。堰堤の底部にぐんぐん潜ろうとするそれは、一瞬イワナを思わせたが、ぐりんぐりんとローリングを始めた。ヤマメである。しかもいいサイズである。何回かの突進を凌いでネットイン。29センチの泣尺のヤマメだった。

集合場所で各自の釣果を聞くと、T.bo'氏が27センチのヤマメをやっつけたとのことであった。まあ釣果のことはさておき、いろいろ話が弾んで再び車に乗ってエンジンを掛けたのは午後9時を大きく回っていた。みなさんお疲れさん。