おっちゃん09の論語教室
1月1日から3月31日の学習
論語 1日1語
「論語」は、真に不思議な本です。ごくあたりまえのことがさらりと語られているだけですが、なぜか読む者の心を引き付けます。
孔子の没後、門人達が記憶あるいは記録していた師の言葉を主として、門人や政治家達との問答などを加えて編纂されたものです。
「人間らしい心で、姿勢を正しく生きていこう」それが「論語」の一貫した趣旨なのです。
今から、私といっしょに1日1語の「論語」勉強しましょう。
注★
原文が中国の漢字のため、日本の漢字での当て字となっているものがあります。
ご意見と投稿を待っています。
ottyan09@po.harenet.ne.jp
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さあ、お勉強をはじめましょう!(^0^)
1月 1日★ 学びて時にこれを習う、また説(よろこ)ばしからずや。
学ぶ。そして折りにふれ実践してみる。こんなに楽しいことがあろうか。
1月 2日★ 朋(とも)あり、遠方より来る、また楽しからずや。
親しい友がはるばる訪ねてくる。なんと楽しいことではないか。
1月 3日★ 人知らずして恨(うら)みず、また君子ならずや。
人に認められようが認められまいが気にしない。それが君子というものだ。
1月 4日★ 巧言(こうげん)令食(れいしょく)、鮮(すく)ないかな仁(じん)。
巧みな言い回し、美しい表現、こうしたものには真実味がない。
1月 5日★ われ日に三度(みたび)わが身を省(かえり)みる。
私は毎日、三つのことを反省する。
1月 6日★ 賢(けん)を賢として色に易(か)う。
賢者を尊敬して、恋するような熱心さで教えを受けよ。
1月 7日★ 君子、重(おも)からざれば威(い)あらず。
上に立つ者はあまり軽々しいと威厳がなくなる。
1月 8日★ 過(あやま)てば、すなわち改むるにはばかることなかれ。
過ちに気付いたら、ためらわずに改めることだ。
1月 9日★ 礼(れい)の用(よう)は和を貴(とうと)しとなす。
礼は人の和をもたらす。それが貴重なのだ。
1月10日★ 信(しん)、義(ぎ)に近づけば、言(げん)復(ふ)むべし。
約束は筋道を通したものほど守りやすく、言ったことを違えずに信義を貫くことができる。
1月11日★ 貧しくして道を楽しみ、富みて礼を好む。
貧しくても人生を楽しみ、金持ちであっても進んで礼をつくす。
1月12日★ 食(しょく)飽(あ)かんことを求むるなく、居(きょ)安(やす)からんことを求むるなし。
贅沢な飲食、安楽な住まい、こういうものを追い求めてはならない。
1月13日★ 人の己を知らざるを患(うれ)えず、己の人を知らざるを患(うれ)う。
相手が自分を理解してくれない、と、悩むことはない。それよりも自分は果たして相手を理解しているのであろうか。それを心配すべきである。
1月14日★ これを斉(ととの)うるに刑をもってすれば、民(たみ)免(まぬが)れて恥ずるなし。
法令を厳しくすることによって規制しようとすれば、人民は法の網をくぐりぬけることを何とも思わなくなってしまう。
1月15日★ 十有五(じゅうゆうご)にして学(がく)を志し、三十にして立つ。
(孔子は)十五歳で学問に志し、三十歳で自分なりの立場が定まった。
1月16日★ 四十にして惑わず、五十にして天命を知る。
(孔子は)四十歳になって迷いを捨て、五十歳になって天命を悟った。
1月17日★ 六十にして耳(みみ)順(したが)い、七十にして心の欲する所に従って矩(のり)をこえず。
(孔子は)六十歳になって、他人の違憲に素直に耳を傾けられるようになった。そして、七十歳になると、特に自制しないでも自然とそれほど行き過ぎた言動はしないようになった。
1月18日★ 父母はただその疾(やまい)をこれ憂(うれ)う。
親というものは子供の健康だけが気掛かりなものです。
1月19日★ 今の孝とはよく養うことを言うも、犬馬(けんば)に至るまでよく養うことあり。
近ごろは親を扶養することを孝と言うようだが、養うということなら家畜だってそうではないか。
1月20日★ 父(ちち)在(あ)らばその志(こころざし)を観(み)、父没すればその行ないを観る。
父親が元気なときはその気持ちを理解するようにし、没後は在世中の行動をしのぶようにすることだ。
1月21日★ 父母の年は、知らざるべからず。
せめて、父母の年ぐらいは知っておきたいものだ。
1月22日★ 父母在(あ)らば遠く遊ばず、遊べば必ず方(ほう)あり。
父母の在世中は、遠くに旅にでるべきではない。どうしても出かけなければならない場合は、必ず行先を明らかにすることだ。
1月23日★ 衆(しゅう)これを悪(にく)むも必ず察し、衆これを好むも必ず察す。
皆が悪く言う人間でも、逆に皆がよく言う人間でも、そうした評判に惑わされず、本当の姿を見極めなければならない。
1月24日★ 故(ふる)きを温(あたた)めて新しきを知る。
過去を探求することによって、将来を知ることができる。
1月25日★ 君子は器(うつわ)ならず。
君子は道具ではない。道具を使う者であり、その能力をもたなければならない。
1月26日★ まずその言(げん)を行う。しこうして後(のち)これに従う。
まず自分の主張を実践してみせる。それから主張することだ。
1月27日★ 君子は周(しゅう)して比(ひ)せず、小人(しょうにん)は比して周せず。
大人物の人間関係はおおらかであって、狭く偏るようなことはない。小人物の人間関係はこせついていて仲間だけで徒党を組みがちである。
1月28日★ 学び思わざればくらく、思いて学ばざれば危(あや)うし。
外からの知識を得るだけで、自分で考えることをしなければ、その知識は身につかない。逆に自分で考えるだけで、外からの知識を得ようとしなければ独善的になる。
1月29日★ 異端を攻め(おさ)むれば、ここに害(がい)巳(や)まん。
自分と異なるものを研究すれば、偏見や独断による弊害を免れることができるであろう。
1月30日★ これを知るとこれを知るとなし、知らざるを知らずとなす。これを知るなり。
自分の知っているものはなにか。知らないことはなにか。その区別をはっきりさせることが「知る」ということである。
1月31日★ 義を見て為(せ)ざるは勇なきなり。
人としてしなければならないことに直面しながら、動こうとしないのは臆病きわまる。
1月の「論語」の勉強は順調に進みましたか?。さあ!!2月も頑張りましょう!!
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2月1日★ なんじはその羊を愛(おし)むも、われはその礼(れい)を愛しむ。
おまえは羊のことを気にかけているが、私には礼がおろそかきされることのほうが気掛かりなのだ。
2月2日★ 直(なお)きを挙(あ)げてこれを曲(ま)がれるに錯(お)けば、民(たみ)服(ふく)せん。
まっとうな者を、心が曲がった者より上位におけば、人民は君主の命令に従うようになるでしょう。
2月3日★ 善(ぜん)を挙げて不能を教うれば勧(つと)めん。
優れている者は登用し、そうでない者は教育してやる。このようにすれば、皆よく働くようになるでしょう。
2月4日★ 人にして仁(じん)ならずんば礼を如何(いかん)せん。人にして仁ならずんば楽(がく)を如何せん。
人間らしい心が欠けているならば、礼を行ったところで何になるだろう。人間らしい心が欠けているならば、音楽を奏でたところで何になろう。
2月5日★ 礼はその奢(おご)らんよりも寧(むし)ろ倹(けん)せよ。喪(も)はその易(おさ)めんよりも寧ろ威(せき)せよ。
礼は派手にするよりは質素にしたほうがよい。葬礼は形を整えるよりも悼む心が大切なのだ。
2月6日★ 君子は争うところなし。必ずや射(しゃ)か。その争いや君子なり。
君子ともあろう者は無用な争いはしない。争うのは弓を射る競技ぐらいなものである。争うといっても君子の争い(それも会釈して先を譲り合う等の礼儀を守)である。
2月7日★ 君に事(つか)えて礼を尽くせば、人もって諂(へつら)うとなす。
主君に仕え礼をを尽くしていると、人々は私が諂っているかのように言う。
2月8日★ 君、臣(しん)を使うに礼をもってし、臣、君に事(つか)うるに忠をもってす。
君主は礼にかなった態度で臣下を使い、臣下は誠意をもって君主に仕えることです。
2月9日★ 楽しみて淫(いん)せず。哀(かな)しみて傷(やぶ)らず。
楽しんでも乱れるところまでいかない。悲しんでも絶望はしない。
2月10日★ 成事(せいじ)は説かず、遂事(すいじ)は諫(いさ)めず、既往(きおう)は咎(とが)めず。
済んだことはとやかく言わない。やってしまったことは批判しない。過去の過ちは非難しない。
2月11日★ 天下の道なきや久し、天まさに夫子(ふうし)をもって木鐸(ぼくたく)となさんとす。
天下の方向が狂いだしてから、もう久しくなります。ですから、天は孔先生にこうして「木鐸」の役目を与えられたのです。
2月12日★ 上(かみ)に居(い)て寛(かん)ならず、礼をなして敬(けい)せず、喪に望みて哀(かな)しまず。
指導的な立場にいながら寛容さがない。礼を正しているようだが形だけで敬う心はない。葬儀に参列していても悲しみの情はない。
2月13日★ 仁者(じんしゃ)は仁(じん)に安(やす)んじ、知者(ちしゃ)は仁を利する。
仁者は損得や計算でなく仁の心が身についているから、どんな条件の下でも迷ったり悩んだりすることなく仁を貫こうとする。知者は理性的な判断によって仁が必要なことを知っているから仁を貫こうとする。
2月14日★ ただ仁者のみ能(よ)く人を好み、能(よ)く人を悪(にく)む。
私心のない、仁の心をもった者だけが純粋に人を愛することができ、また、純粋に人を憎むことができるのである。
2月15日★ 富(とみ)と貴(とうと)きとは人の欲(ほっ)するとこらなり。その道をもってこれを得(え)ざれば処(お)らざるなり。
財産と高い地位。それは誰もが得たいと願うであろう。だが、正当な手段で手に入れたものでないならば、そこに安住してはいられない。
2月16日★ 人の過つや、おのおのその党においてす。
人の過ちを観察していると、どうも人それぞれに過ちのおかし方の傾向があるようだ。
2月17日★ 朝(あした)に道を聞かば、夕(ゆうべ)に死すとも可なり。
朝、人として歩くべき真実の道を聞くことができたら、夕方、死んだ徒しても本望である。
2月18日★ 士(し)、道(みち)に志(こころざ)して悪衣(あくい)悪食(あくしょく)を恥(は)ずる者は、いまだ与(とも)に議(はか)るに足(た)らざるなり。
人の道の探求をめざしながら、粗衣粗食では肩身が狭いと思っているようなやからとは、語り合う気にもならない。
2月19日★ 利(り)に放(よ)りて行えば、怨(うら)み多し。
利益だけを求めて行動していると、人の怨みをまねくことが多い。
2月20日★ 位(くらい)なきを患(うれ)えず、立つゆえんを患えよ。
出世しないことを嘆くよりも、自分がその立場にふさわしい実力を身につけているかどうかを、まずきにすることだ。
2月21日★ 己(おのれ)の知(し)らるなきを患(うれ)えず、知らるべきをなさんことを求めよ。
自分が認めてもらえないことを思い悩むよりも、認められるだけの仕事をしようと努力せよ。
2月22日★ 君子の天下におけるや、適(てき)もなく莫(ばく)もなし。義(ぎ)、これ与(とも)に比(ひ)す。
君子は何事についても感情的な好き嫌いや利害の打算では判断しない。義にかなっているかどうかを基準にして判断するのである。
2月23日★ 賢(けん)を見ては斉(ひと)しからんことを思い、不賢(ふけん)見ては内(うち)に自(みず)ら省(かえり)みる。
優れた人物に出会ったら、自分も同じ様になろうという努力目標にし、優れぬ人物に出会ったら、果たして自分はどうだろうかという反省材料にすることだ。
2月24日★ 君子は言(げん)に訥(とつ)にして、行(こう)に敏(びん)ならんと欲(ほっ)す。
君子は、話し方はあまり滑らかでないほうがよく、行動はもたもたしていないほうがよい。
2月25日★ 徳(とく)は孤(こ)ならず。必(かなら)ず隣(となり)にあり。
徳行を貫き通している人は決して孤立しない。きっといつかは理解者や仲間が現れるであろう。
2月26日★ 君(きみ)に事(つか)えて数(しばしば)すればここに辱(はずか)しむるとされ、朋友(ほうゆう)に数(しばしば)すればここに疎(うと)んぜざる。
主君への諫言(かんげん)はいいが、あまりうるさすぎると主君を屈辱しているように思われる。友人への忠告はいが、あまりうるさくすると煙たがられる。
2月27日★ いずくんぞねいを用(もち)いん。人にあたるに口給(こうきゅう)をもってせば、しばしば人に憎(にく)まる。
なんで口達者を登用する必要があるのでしょうか。口達者は往々にして口先だけで人を言いくるめようとするため、憎まれることがあるのですよ。
2月28日★ 道(みち)行(おこ)なわれず、筏(いかだ)に乗りて海に浮かばん。
世の中は悪くなるばかりだ。いっそうのこと筏に乗って海外へでもいくとしようか。
2月の「論語」の勉強は順調に進みましたか?。さあ!!3月も頑張りましょう!!
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3月 1日★ 一(いち)を聞きて、もって十(じゅう)を知る。
一を聞いて十を知る。
3月 2日★ 朽木(きょうぼく)は彫(ほ)るべからず。糞土(ふんど)の壁(かき)は塗るべからず。
腐った木には彫刻できない。腐った土の壁は上塗りしても仕方がない。
3月 3日★ 下門(かもん)を恥じず。
臣下に教わることを恥じとしない。
3月 4日★ 安平仲(あんへいちゅう)よく人と交わる。久しくして、しかもこれを敬(けい)せり。
安平仲は人間関係の達人であった。彼はどんなに長い付き合いで親しくなっても、相手に対する敬意は失われなかった。
3月 5日★ 三(み)たび仕(つか)えて令(れい)いんとなるも喜色(きしょく)なく、三たびこれを巳(や)めらるともうん色(しょく)なし。
三度、宰相に任ぜられても得意な顔はせず、三度、失脚しても嫌な顔はしない。
3月 6日★ 三たび思い手、しかる後(のち)に行う。
三度考えてみる。その上で初めて実行する。
3月 7日★ 帰らんか、帰らんか。
帰ろう、さあ帰ろう。
3月 8日★ 伯夷(はくい)・叔斉(しゅくさい)旧悪(きゅうあく)を念(おも)わず。怨(うら)みここをもって希(まれ)なり。
伯夷と叔斉は人の不正を見逃すことのできない非妥協的な正確だが、過去の過ちは気にかけなかった。人の恨みをあまり受けなかったのは、このためである。
3月 9日★ たれか微生高(びせいこう)を直(ちょく)なりと言う。
だれが微生高のことを率直な人物だと言ったのか。
3月10日★ 怨(うら)みを匿(かく)してその人を友とするは、左丘明(さきゅうめい)これを恥(は)ず。丘(きゅう)もまたこれを恥ず。
本心は憎んでいるのに、そ知らぬ顔で友達付き合いをする。こういう態度を左丘明は恥ずべきこととした。私も同感である。
3月11日★ 願わくは車馬衣求(しゃばいきゅう)、朋友(ほうゆう)と共にし、これをやぶるとも憾(うら)みなからん。
乗り物や着物も一緒に使い、破れようが壊れようが気にならない。そんな友人関係を結びたいものです。
3月12日★ 願わくは善(ぜん)伐(ほこ)ることなく、労(ろう)を施(ほどこ)すことなからん。
善行をひけらかさず、苦労を人に押し付けない。そのような人間でありたいものです。
3月13日★ 老者(ろうしゃ)はこれを安(やす)んぜしめ、朋友はこれを信ぜしめ、少者(しょうしゃ)はこれを懐(なつ)かしめん。
老人は安心され、友人には信頼され、若者には慕われる。そんな人間でありたいものだ。
3月14日★ 巳(や)んぬるかな。われいまだよくその過ちを見て内に自ら訟(せ)むる者を見ざるなり。
やれやれ、嘆かわしいことだ。自分で自分の過ちに気付き、自分を責めることのできる者を、私は見たことがない。
3月15日★ 擁(よう)や南面(なんめん)せしむべし。
繕擁(ぜんよう)ほどの者なら、天子や諸侯になってもおかしくはない。
3月16日★ 簡(かん)にいて簡を行うは、すなわち大簡(たいかん)なることなからんや。
上に立つ者はゆったりした態度が必要である。しかし、行うことまでゆったりしているにでは、ゆったりしすぎると言うものだ。
3月17日★ 怒(いか)りを遷(うつ)さず。
怒りを他に転嫁してはならない。
3月18日★ 利牛(りぎゅう)の子、あかしくしてかつ角(つの)あらば、山川(さんせん)それこれを舎(す)てんや。
つまらない役牛の子でも、美しい赤毛と立派な角があれば、山川の神神がそのままにしておかず、みいだされて祭祀の役にたてられるであろう。
3月19日★ その心、三月(みつき)仁(じん)に違(たが)わざれば、その余(よ)はすなわち日月(にちげつ)に至(いた)らん。
三月間、仁にそむいたことを考えないようにしていれば、それが習慣化し、いつまでも仁が心から離れないようになるだろう。
3月20日★ 人はその憂(うれ)いに堪(たえ)えず。回(かい)やその楽しみを改めず。
ほかの人は顔回のような貧しい暮らしには耐えられない。だが、顔回はそんな暮らしをしていても自分の信条に従うという楽しみを変えない。
3月21日★ いま、なんじは画(かぎ)なり。
おまえは、自分からダメだと思い込んでいるのだ。
3月22日★ 君子の儒(じゅ)となれ。小人(しょうじん)の儒となるなかれ。
君子らしい見識をもった学者になることだ。売名を考える小賢(こざか)しい学者になってはならない。
3月23日★ 行(ゆ)くに径(こみち)に由(よ)らず。
堂々と表通りを行くがいい。抜け道などさがさないことだ。
3月24日★ あえて後(おく)れたるにあらず。馬(うま)進(すす)まざるなり。
私が自分から進んで殿軍(しんがり)をつとめたわけではないぞ。どうしても馬が走らないので遅れてしまったのだ。
3月25日★ 祝舵(しゅくだ)のねいあらざれば、宋朝(そうちょう)の美あるも、難(かた)きかな今の世に免れんこと。
宋朝という奴は色男を武器にして羽振りをきかせていたが、それでもついに失脚したか。やはり、祝舵のような弁舌がなければ今の世の中では無事に生き延びられないのだなあ。まったく難しいものだ。
3月26日★ 誰(たれ)かよく、出(い)ずるに戸(こ)に由(よ)らざらん。何ぞこの道に由ること莫(な)きや。
誰だって部屋を出入りするときは戸口を通るだろう。それなのになぜ、生きていくことについては、正道を通ろうとしないのだろうか。
3月27日★ 質、文に勝(まさ)れば野(や)、文、質に勝れば史(し)、文質(ぶんしつ)ひんぴんとして然(しか)る後(のち)に君子なり。
内容は立派なのに、十分に表現しなければ荒っぽい印象を与える。逆に表現が立派すぎて内容がそれほどでなければ、そらぞらしい感じを与える。人間の内容(人格・知識)と表現(外見・ことば)とがほどよく調和してこそ君子なのである。
3月28日★ 人の生(い)くるや直(なお)し。生くるは、幸(さいわい)にして免(まぬが)るるなり。
人は本来、まっとうな生き方をするものだ。ゆがんだ生き方で永らえていつ者もいるが、それはたまたまそうした巡り合わせになっただけである。
3月29日★ これを知る者はこれを好む者にしかず。ころを好む者はこれを楽しむ者にしかず。
理解することは好きになることに及ばない。好きになることは楽しむことに及ばない。
3月30日★ 中人(ちゅうじん)以下は、もって上(かみ)を語(つ)ぐべからざるなり。
水準以下の人間に高度な話しをしても仕方がない。
3月31日★ 鬼神(きしん)を敬(けい)してこれを遠ざく、知(ち)と言うべし。
祖先の霊や神々を大切にはするが、それに頼ろうとはしない。それが「知」ということである。
3月の「論語」の勉強は順調に進みましたか?。さあ!!来期も頑張りましょう!!
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